2010年06月23日

ECサイトアクセス解析 No.003 商品詳細ページを改善して購買率を上げよう!

商品詳細ページは、ECサイトにおいて、一番よく見られるページです。

商品詳細ページのページビューは、サイトにもよりますが、サイト全体のページビューの3割〜4割にも達します。

これは、商品詳細ページがユーザーにとって目的となりやすいページだからです。商品を購入しようとしてやってきたユーザーはもちろん、商品について知りたいだけのユーザーにとっても目的のページとなるのです。

特に、適切なSEOを施しているサイトでは、商品名などで直接商品詳細ページへランディングする割合が多くなります。

さらに、商品詳細ページには、「カートに入れる」機能が含まれることから、購入フローの起点とも考えられます。

これらのことから、商品詳細ページはECサイトにとって、非常に重要なページと言えるでしょう。

商品詳細ページの使いやすさや見せ方を改善できれば、ECサイト全体のパフォーマンスをアップすることができます。

【商品詳細ページの改善のチェックポイント】

 以下の項目が満たしているかチェックします。

 ・商品詳細画面のレイアウトが適切か
 ・基本的な情報の配置や大きさが適切か
  (商品名、型番、価格、割引情報、送料、在庫情報など)
 ・商品画像の大きさが適切か
 ・その他の商品画像が適切か
 ・画像拡大などの付加機能があるか
 ・御社のウリのあるキャッチコピーがあるか
 ・説明文がわかりやすいか
 ・お客様のレビューやコメントがあるか
 ・動画などのプレゼンビューがあるか

などなど、多岐にわたります。

弊社アクティライブでは、上記のようなチェックポイントでお客様のECサイトを蘇らせるWebコンサルティングを行っております。

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2010年06月22日

ECサイトアクセス解析 No.002 購買率を上げるための改善ポイント

ユーザーがECサイトに来訪してから購入までのフローを考えてみましょう。
ユーザーの行動は、例えばトップページに来訪したときと商品詳細ページに直接来訪したときでは、大きく変わることが予想されます。

トップページから購入完了までにユーザーが踏む必要があると考えられるステップを以下のフローを例に考えてみましょう。

来訪>商品一覧>商品詳細>カート>ログイン>配送先設定>
支払い方法選択>確認>購入完了

新規の方は、ユーザー登録を必要としますし、商品一覧をスキップする場合もあると思います。

Google等で検索された後、直接商品詳細へ訪問される場合、商品一覧への訪問より多くなる可能性もあります。

しかし通常は、上記のフローの順番で数が減少していきます。

一方、ぺージビューについては、商品詳細が最大になるのが普通です。

ユーザーの目的とする商品が明確に決まっている場合以外は、いくつかの商品を見比べたり、商品を探すといった行動を取るからです。

カート以降については、一本道になるので、比較的よく検討すると思いますが、以外と忘れがちなのが、

来訪>商品一覧>商品詳細

という商品を見つけ出すまでの流れです。

「来訪数の割に、商品詳細ページへの来訪が少ない場合には、商品詳細への動線に問題がある」と言えます。

次のような問題が考えられます。

1.商品が見つけられない

 ・カテゴリ分類が適切でない(カテゴリ名称が判りにくい)
 ・検索の精度が低い
 ・適切な特集が提示されていない

2.商品に興味を持ってもらえない

 ・一覧の表示での情報が少ない
 ・一覧での写真が小さく、印象が薄い
 ・一覧や検索結果での並び順が適切でない
 ・一覧で表示される商品数が少なすぎる、または、多すぎる

これらは、商品一覧画面に問題がある場合が多いです。

商品一覧ページの改修は、簡単には取りかかれない部分かもしれません。

しかし、多くのユーザーが利用する部分ほど、改善の効果も大きくなります。そういった意味では、商品一覧の表示改善は、我々専門業者にとっては、やりがいのある価値のある課題です。

【検討項目】

 ・1商品について表示する項目や量
 ・初期並び順
 ・画像の大きさ
 ・1ページあたりの表示数

 などが主な検討項目となります。

これらは、扱う商品の特性によっても最適な形が異なると考えられます。

実際にアマゾンではカテゴリによって一覧表示の見せ方を変えています。

問題は、表示の見せ方だけではありません。

商品が1個しかない一覧表示では、買う気がしませんし、逆に数百個もヒットしてしまっては、全部見る気が起きません。

カテゴリへの商品配分や、適切な絞込みや比較が可能なように機能改善することも検討すべきでしょう。

以上のような部分を改善することで、商品一覧や検索結果画面から商品詳細への遷移率を10%から数10%程度アップすることも可能です。

これらの改善は、ユーザーへの信用度や安心度の向上、やがてコンバージョン率にアップに繋がっていきます。

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posted by ととし at 06:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセス解析力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月18日

ECサイトアクセス解析 No.001 アクセス解析による改善により利益に繋がる

本日から、ECサイトによるアクセス解析のポイントをいくつか紹介します。

ECサイトの場合、アクセス解析のデータを利用して改善することにより、直接的な収益に繋がります。

それは、なぜだと思いますか?

ECサイトの場合、注文までのユーザーとのやり取りがウェブサイト上で、人手を介さずに完結するからです。

ですから、ECサイトでアクセス解析を行っていなかった、或いは、行うがアクセス解析を活用していないのなら、ぜひ、これからアクセス解析を行って活用して頂くことをお勧め致します。

ECサイトのアクセス解析では、次のようなことがわかります。
・お客様がどのような商品をいくつ買ったか
・お客様の地域・住所、職業、年齢、性別などの個人情報
・どうやってサイトに来たか?
 メール・広告・新規かリピーター?、キーワード?

など、今後の新規・リピーター獲得に繋がる戦略に活かせます。

ECサイトのアクセス解析には、導入に手間や費用がかかることが、多いといわれますが、安いところを探される時間が無い方は、一度、私の方までご相談して下さい。


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