2009年12月28日

一歩先を行く問題解決テクニック 第8話

■改善点を見つける5つのアプローチ法(その1)

 問題解決するにあたっては、改善点をどのように見つけるかが重要だということは、以前お話しました。

 改善点が簡単に見つかるに越したことはありませんが、ほとんどの場合は、そううまくいきません。そこで改善点を見つけ出す手法である、5つのアプローチ法を今日から5回特集で紹介致します。

 1.仮説検証法

   仮説を立て、それを検証していくことで、改善点を絞り込もうとする手法です。
   誰がどのような仮説を立てるかによって、成果が大きく異なる特徴を持っています。

   例えば、客の出入りの悪い店舗があったとします。
   「まず何が原因で客が入らないのか」について仮説を立てます。
   次に仮説に従って、その原因を取り去ってみます。

   そうしてその客の出入りが増えたかどうかを観察するのです。
   もし、変わらずに客の入りが悪ければ、それは原因ではありません。 もし、客の入りに変化が現れたら、それが原因かもしれません。

   それが「仮説検証法」です。
   
  次回は、「品質管理法」を紹介します。

by ととし
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2009年12月22日

一歩先を行く問題解決テクニック 第7話

■問題に直面したときの4つの志向パターン

 問題解決になくてはならない要素は、分析力と実行力です。

 分析力により、「問題の認識」と「改善点の抽出」を行い、
 実行力により、「解決手段の選択」をそれぞれ行います。

 問題に直面したとき、どのように志向するかは人によって異なりますが、分析力と実行力により、次の4つの志向パターンに分類されます。

問題解決.jpg

 タイプ1:分析力と実行力の両方が乏しい

   このタイプの人は、問題をただ傍観するだけで、
   「できれば問題から逃げ出したい」
   と考える人です。

   そんな人は、まず分析力を高めることから始めましょう。

 タイプ2:実行力があっても分析力が乏しい

   このタイプの人は、考えることが苦手な人です。

   実行力があっても分析力が乏しいと、無駄な努力を繰り返すだけです。ただ、問題に取り組んでいるだけで、達成感を得ようとしているのです。

 タイプ3:分析力があっても実行力が乏しい

   このタイプの人は、変化を起こすことが苦手な人です。

   すべての懸案事項が解決するまでは行動できずにいます。

 タイプ4:分析力と実行力の両方を兼ね備えている

   このタイプの人は、真のリーダーであり、問題解決ができる人です。こういう人は、「問題を解決したい」という志向があります。

 皆さんは、どのタイプに属していますか?

 まずは、自分自身を分析してみましょう。

by ととし
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2009年12月18日

一歩先を行く問題解決テクニック 第6話

■「なぜ」よりも「何のために?」

 「なぜ」という言葉を「何のために?」に置き換えてみましょう。

 それだけで、「過去」から「未来」へと移すことができます。

 「なぜ?」という言葉は、「原因」を追求するというイメージが強いです。人は、「原因」を問われると意識が「過去」に向きます。

 次の2つの質問を見て下さい。

 1.「なぜ、会議の開始を1時間遅らせるのですか?」

 2.「何のために、会議の開始を1時間遅らせるのですか?」

 「なぜと言われると、多くの人は、「前の会議がずれたから」
 「メンバーが揃わないから」といった過去に目を向けた原因を考えてしまいます。

 反対に「何のために?」で聞かれると、「前の会議を中断させないために」とか、「全員が参加できるため」などの「目的」を考え始めます。

 この微妙なニュアンスが、「原因」という過去に誘導するのか、「目的」という未来に誘導するのかの差を生むのです。

 「原因」を追求して「過去」に向かうよりは、「目的」を追求して「未来」に向かうことの方が問題解決の近道となります。

by ととし
posted by ととし at 21:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経営力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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