2010年02月20日

一歩先行く問題解決テクニック 実践編 STEP4:洗練

■アイデアを練って練って練り上げよう

 洗練とは、

  アイデアを練り上げる作業のことです。

 創造仕立てのアイデアをパン生地をこねるように練り上げ、熟成させては、また、練り上げていくのです。

 そうすることで角が取れて、すばらしいアイデアがに仕上がっていきます。

 練り上げるとは、

  利点を見つけ、それを伸ばし、欠点を見つけ、それを取り除く作業のことです。これは余談ですが、子供の教育にも応用できますね。


■洗練の手順

 1.利点を見つける

   1)このアイデアの利点はどこか?
   2)このアイデアの中で注目する着想は何か?
   3)このアイデアで活かしていける発想はどの部分か?

 2.利点を伸ばす

   それぞれの質問で出てきた答えをさらに、問いかけます。

   1)このアイデアの利点はどこか?

     → その利点を伸ばすアイデア?
  
   2)このアイデアの中で注目する着想は何か? 

     → 着想を活かしたアイデアは?

   3)このアイデアで活かしていける発想はどの部分か? 

     → その発想をさらに活かせないか?

 3.欠点を見つける

   1)このアイデアの欠点はどこか?
   2)このアイデアを採用する上での障害は何か?
   3)このアイデアの実現を妨げているものは?

 4.欠点を取り除くアイデアを創造する

   1)このアイデアの欠点はどこか?

     → その欠点を克服するための工夫は?

   2)このアイデアを採用する上での障害は何か?

     → その障害を乗り越えるためのアイデアは?

   3)このアイデアの実現を妨げているものは?

     → その妨げているを取り除くためのヒントは?

 5.追加されたアイデアを取り込んで新しいアイデアにする

   出てきたアイデアの利点を伸ばし、欠点の少ないアイデアに育てていきます。

 6.さらに洗練に磨きをかける

   さらに1.から5.を繰り返し、洗練に磨きをかけていきます。

   何度も繰り返し、欠点が無くなり、すばらしい利点ばかりが残る解決手段に仕上がったら、終了です。

 上記のように終了したころには、その解決手段は、最終的には優れた解決手段に成っていることでしょう。

 アイデアを練っていく段階で、新しいアイデアを創造することは、もちろん、すでに出ているアイデアを組み合わせても構いません。

 とにかく諦めないことが肝心です。

 ここでも、本気、根気、勇気の「三気の精神」が試されるのです。 

by ととし
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2010年02月19日

一歩先行く問題解決テクニック 実践編 アイデアの分類・整理法

■出てきたアイデアの分類・整理をしよう

 今度は、あなたの問題に対してアイデアを出していく番です。

 ブレイン・ストーミング法を用いても、他の技法を使っても結構です。

 改善点となったキー・ファンクションを覚えていますか?

 出てきたアイデアを全て記録します。

 一見使えないアイデアに見えても、後になってすばらしいアイデアに変わることもあります。

 時間をかけてアイデアを出していきましょう。

■アイデアの有用性をチェックしよう

 出てきたアイデアは、まだまだ使える状態ではありません。

 そこで役に立つアイデアかどうか分類・整理するために、次のような質問を投げかけます。

 1.そのアイデアは、役に立つアイデアになりそうか?

 2.そのアイデアは、何かのアイデアに活かせそうか?

 3.そのアイデアのマイナス面は、プラスに変えられそうか?

 4.そのアイデアに何か魅力的なものを感じられるか?

 もし、その質問に一つでも、「はい」となる質問があれば、残していきましょう。

 このように、全てのアイデアを簡単にチェックしてから残ったアイデアを分類・整理していきます。

■アイデアをグルーピングしよう

 分類するにも、いろいろなやり方があります。

 ここでは、付箋紙を使う方法を紹介しましょう。

 この方法によって、無秩序なアイデアを分類・整理することができます。

 さらに新たなアイデアも生まれるというメリットがあります。

 手順は、次の通りです。

 1.アイデアを付箋紙に書き写す。

 2.似たアイデア、近いアイデアを集め、グルーピングする。

 3.そのグループにタイトルをつける。

 4.グループがあまり多くなりそうであれば、さらにいくつかに
   分類する。

 5.できあがったアイデア・グループを見て新たなアイデアが
   浮かんでくれば、それを追加する。

 いかがですか?

 たくさんのアイデアがうまく整理できましたか?

 テーマによっては、画期的な改善がでいることもあるでしょう。

 より改善の困難なものは、次のステップに進んでいきましょう。

by ととし
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2010年02月18日

一歩先行く問題解決テクニック 実践編 アイデアの出し方

■ブレインストーミング法

 アイデア発想技法のなかでもとりわけ有名なのが、ブレインストーミングです。

 これは、複数のメンバーによるミティング形式でアイデアを出す技法で、アレキサンダー・オズポーンが1940年頃に考案したものです。

 「ブレインストーミング」という意味は、「インスピレーション」、「突拍子もない考え」などの意味があります。

 ブレインストーミングを行うには、オズポーンが考えた次の4つのルールを必ず守る必要があります。

■ブレインストーミングの4つのルール

 1.自由奔放

   結果がどうであろうと、要求されていることを無視しようと、制約や法律がどうであろうと、とにかく頭に浮かんだアイデアを出していくことです。

   乱暴でおげさなアイデアでも良いですし、つまらない、くだらない思いつきでも、なお歓迎です。

   とにかく今思いつくままを全て出し尽くしましょう。


 2.批判厳禁(議論も厳禁)

   出てきたアイデアに対して、何の批判もしてはいけないということです。

   アイデアが理解できないときの質問は良いとしても、その質問に対して意見をすることも議論することもしてはいけません。

   批判すると、そのアイデアを出した人からも、そこにいる他の人からも、次のアイデアが出にくくなってしまうからです。

   「批判されるかもしれない」という固定観念が働き、発想を阻害してしまうのです。

 3.アイデアの量を求む(質より量を好む)

   文字通り、たくさんのアイデアを質より量で出し尽くすことです。

   質より量を稼ぐ意味からも、抽象的な表現よりも具体的・個別的な方法をたくさん挙げていくのがコツです。

   例えば、「案内の方法を変える」といった表現よりも

   「手紙で案内する」「伝書鳩で知らせる」「のろしを上げて知らせる」といったように、具体的に挙げていきます。

 4.アイデアの改善・結合

   すでに出したアイデアを他のアイデアと組み合わせたり、変化させたりすることで、別のアイデアを生む出す手法です。

   こうすることで、連鎖反応的にたくさんのアイデアを出すことができます。

   たくさんの人が思いつくアイデアには隔たりや限界がありますが、他人のアイデアを改善・結合することで他の人の経験と知識を自分のものに結合させたり、融合させたり、することができます。

   これが、「ブレインストーミング」の醍醐味です。

 次回は、出てきたアイデアをどのように分解して整理するかについて解説致しましょう。
 
by ととし
posted by ととし at 08:48 | Comment(1) | TrackBack(0) | 経営力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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