2010年05月27日

アクセス解析力 No.006 新規ユーザーとリピーターとの割合を調べよう

■利用ユーザーを読む その1

 新規ユーザーとリピーターとの区別は、アクセス解析を行う上で重要です。

 多くのサイトでは、新規ユーザーをリピーター化することがメリットであることが判っているからです。
 新規ユーザーとリピーターを比べると、次のような傾向があります。

             新規ユーザー リピーター
 ・直帰率          高い     低い
 ・サイト滞在時間     短い     長い
 ・平均ページビュー数  少ない    多い
 ・コンバージョンレート  低い     高い
 ・購買金額         小さい    大きい


 つまり、リピーターは、サイトを積極的に利用してくれる傾向が強いのです。

 サイト運営側は、新規ユーザに対しては、まずリピーターになってもらうことが目的の一つとなります。

 では、リピーターばかりのサイトだとどうでしょうか?

 新規ユーザー獲得のための広告費もかかりませんし、コンバージョン率は高く、いいことばかりのようです。

 しかし、リピーターといえどもずっとサイトを使い続けてくれるとは限りません。

 リピーターばかりになってしまうと、長い目で見れば、アクセスが縮小傾向になります。

 ですから、常に一定量の新規ユーザーを招き入れて、リピーター化していく必要があるのです。

※新規・リピーター比率は、訪問回数を基準にコンバージョン数、購入金額などを見ていきます。

 両者間の、サイト停滞時間、平均ページビュー数、コンバージョンレート、1訪問あたりの平均購入金額の違いも見ていきましょう。
 
 新規・リピーター比率は、月とか四半期、年などの単位で定期的に推移を見ていくとよいでしょう。

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2010年05月26日

アクセス解析力 No.005 アクセス解析ツールでの解析方法

マーケティングで使えるグーグルのツールは数多くありますが、アクセス解析に関係するものは、2つあります。

・「Google Analytics」・・・ビーコン型のアクセス解析ツールです。

・「ウェブサイトオプティマイザー」・・・A/Bテスト用のツールです。

両者とも無料でありながら、有料サービスと同じレベルのことを実施します。

1.Google Analytics

  http://www.google.com/intl/ja_ALL/analytics/

  もちろんレポートもウェブ上から見ることができますが、
  その内容は非常に高機能で細かいところまで見ることができます。

  ユーザー、トラフィック、コンテンツ、コンバージョンという切り口でレポートが構成されています。

  また、Adwordsとの連携されており、手軽に始められます。
  

2.ウェブサイトオプティマイザー

  https://www.google.com/accounts/ServiceLogin?hl=ja&service=websiteoptimizer&continue=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2Fanalytics%2Fsiteopt%2F%3Fet%3Dreset%26hl%3Dja&utm_source=jpdomain&utm_medium=redirect&utm_campaign=standalone

  既存のサイトにおいてコンバージョンを高めたい場合や直帰率を下げたい場合、滞在時間をもっと延ばしたい場合に、実際どのようなページ構成にしたらよいか、何が正解なのかがわからない場合があると思います。
 そうした際に、実際に効果を比較して、良い方を採用することができるのです。

他にもリアルタイムでアクセス解析ができるツールがある。

3.パケット解析型のアクセス解析ツール

  パケットという言葉は、携帯電話で一般的に使われるようになったので、聞かれたことがあるかと思いますが、インターネット上に流れるデータの単位で、もともと情報が細かく分かれているものと考えてください。

  このネットワーク上に流れているパケットをキャプチャーして、アクセスを解析するツールをパケット解析型のアクセス解析と言います。
  パケットには、発信元と送信元のアドレスなどの情報が書かれていますので、それを解析するわけです。

  このパケット解析型のアクセス解析ツールの最大の特徴は、

  「リアルタイム」で監視・解析ができる点です。

  他のGoogle Analytics等のビーコン型であれば、アクセスがあってから数時間から一日程度経ってからレポートされます。

  但し、パケット解析型のアクセス解析ツールは非常に高額なため、
  その利用は、ウェブ専業や大企業が中心です。一般的な企業サイトでは、 手にあまるかも知れません。

  次回は、解析データの読み方を解説します。

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2010年05月25日

アクセス解析力 No.004 基本となる解析・分析の方法

アクセス解析の詳細な説明は、別の機会に改めて、ご紹介しますが、ここでは、基本的なアクセス解析・分析のテクニックを説明します。

解析する際の共通なテクニックは、次の通りです。

1.変化を見る

  PVなどの数値データを線グラフで状態を見ます。

  山や谷ができている部分を見つけて、「なぜそうなっているのか」を考えます。

  この「なぜ」の原因を追究して調査することで原因が明らかになり、工夫や改善へのヒントとなります。

2.分析して見る

  分析して見るとは、全体を捉えた後に分解して見ると新しい発見があります。

  もやっとした全体像の状態では、本質は見えにくいので、その全体を意味のある分野毎に分解すると、本当の姿が見えてきます。

  例えば、

  ・新規ユーザーとリピーターで分けて行動を見る

  ・検索キーワードのグループ毎の行動を見る 

  などです。


3.比較して見る

  分析した後の方法として、比較が有効です。

  何かと何かを比べることによって、違いや共通点を見つけるのです。

  例えば、
  
  ・過去と現在を比較する
   過去と現在で何が売れて、何が売れなかったのか

  ・同じ月でも、売れたものと売れなかったものは何か

  などです。

4.流れを見る

  流れというのは、ユーザーの流れを意味します。

  分けて考えるのではなく、ユーザーの流れの全体を捉えることで、その行動が見えてきます。

  ユーザーのグループを設定して、その遷移を追いかけます。

  また、サイトをどのように横断または回遊しているか、ユーザーがどこからどこに流れているのか、どこで離脱しているのかといったことを分析し、より良いサイト設計に活かすのです。

5.グルーピングして見る

  意外と活用できるのが、バラバラな要素をグループに纏めて見るという考え方です。

  同じ仲間にまとめて、それに色をつけることによって、意味が見えてきます。

  例えば、流入してきた検索キーワードも「こういうキーワードで検索してサイトを訪問しているんだ」という感想レベルで終わらせずに、それぞれのキーワードをグルーピングしてみることで、ユーザーはこんなことを期待して自社のサイトに来ているのかが明確になります。

  これが判れば、サイトのコンテンツや動線の設計にも活かせるでしょう。

6.未来を予測する

  過去の傾向を読んで将来を予測する方法です。

  長期のトラフィックの傾向が平坦なグラフを見ていても判りにくいので、近似値線を付けてみることで、傾向を表すことができます。

  それによって、今後、このままいくとどうなるのか、というある程度の予測が立てられるのです。

次回は、アクセス解析ツールにどんな種類があって、実際にどうやって分析・解析していくのかをもう少し掘り下げて解説します。


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